【判例シリーズ】BBS事件(地裁から最高裁まで)解説動画

2023.07.27

「BBS事件」とは、「特許権の消尽」及び「真正商品の並行輸入」について判示した判例です。
「特許権の消尽」については、結論(非侵害)及び理由(特許製品の自由で円滑な流通確保)に異論はないが、「真正商品の並行輸入」については、第一審で「侵害」、第二審(控訴審)及び第三審(上告審)では「非侵害」と判示されています。
また、控訴審及び上告審では、結論は実質的に同じでも、理由が異なります。
その辺のところについて、本当に理解している人は案外少ないかもしれません。
そこで、今回は、BBS事件についての理解を深めるべく、最高裁(上告審)判決、高裁(控訴審)判決及び地裁(第一審)判決のそれぞれに注目してみることにしました。

解説動画は前編・後編の二本立てとなっております。

【前編】▶YouTube
【後編】▶YouTube

宮口先生板書:BBS事件(地裁から最高裁まで)

引用出典1:最判H9.7.1「BBS事件」平成7(オ)1988 特許権侵害差止等民事訴訟
引用出典2:東京高判H7.3.23「BBS事件」平成6(ネ)3272 特許権侵害差止等民事訴訟
引用出典3:東京地判H6.7.22「BBS事件」平成4(ワ)16565 特許権侵害差止等民事訴訟

講義の収録に際し、LEC東京リーガルマインド 新宿エルタワー本校様にご協力をいただきました。