角野 愛紗(河野 愛紗)
Aisa Sumino
資格・役職
弁理士
博士(工学)
取り扱い分野
特許
電気・電子・ソフトウェア/化学・材料
略歴
東京大学 工学部 応用化学科 卒業
東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 修士課程 修了
東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 博士課程 修了
東京大学にて固体塩基触媒の研究に従事した。
研究内容
(1)東京大学工学部応用化学科において、蓄電材料および強誘電体材料を主に取り扱う研究室に所属し、層状酸化物ナノシートを用いた電気化学キャパシタに関する研究に取り組みました。酸化ルテニウムナノシート再積層体の合成と、それらを電極として用いる電気化学キャパシタの評価を行いました。
(2)東京大学大学院工学系研究科の化学システム工学専攻博士課程においては、多孔質材料の合成・応用を主に取り扱う研究室に所属し、多孔質材料を用いた固体塩基触媒に関する研究に取り組みました。窒化ゼオライト[1]、多孔質窒化カーボン[2]、およびアミン修飾メソポーラスシリカ[3]を用いた固体塩基触媒を合成・評価し、周囲の環境が活性窒素種の特性(活性、選択性、および耐久性)にもたらす影響を解明しました。当該研究により、修士(工学)および博士(工学)の学位を取得しました。
[1] A. Kawano et al., “Effect of Delamination on Active Base Site Formation over Nitrided MWW-type Zeolite for Knoevenagel Condensation,” Microporous and Mesoporous Materials, 299, 110104 (2020).
[2] A. Kawano et al., “Differences in catalytic activity and durability of nitrogen sites on nitrided SBA-15 and porous carbon nitride”, Journal of the Japan Petroleum Institute, 65, 116-124 (2022),
[3] A. Kawano et al., “Comprehensive understanding of base catalysis derived from nitrogen species incorporated into the frameworks of silica and carbon porous materials,” Microporous Mesoporous Materials, 370, 15, 113070 (2024).
《ひとこと》
これまでの経験を通じて培った知識やスキルを活かして、お客様の力となるよう努めます。