【判例シリーズ】最判 S55.1.24 「食品包装容器事件」 解説動画

今回は判例シリーズ第七弾、最判 Ｓ55.1.24 「食品包装容器事件」の解説動画です。
１つ前の動画で解説した最判Ｓ51.3.10「メリヤス編機事件」では、端的に言えば「審判段階で主張していない事実や提出していない証拠を審決取消訴訟で主張したり、提出したりすることはできない。」ということでした。

今回解説する最判Ｓ55.1.24「食品包装容器事件」は、その逆で「（既に審判段階で提出されている主要証拠の信憑性を高めるような）補強的な証拠なら（審決取消訴訟において）提出できる」といった内容です。
弁理士試験の論文試験でも、最判Ｓ51.3.10「メリヤス編機事件」と最判Ｓ55.1.24「食品包装容器事件」はセットで出題されることが多いので（H19特実Ⅱ(2)①②、R3特実Ⅱ設問２(1)(2)）、これを機に両方理解しておきましょう。

宮口先生板書：最判Ｓ55.1.24「食品包装容器事件」

引用出典１：最判Ｓ55.1.24「食品包装容器事件」
　　　　　　昭和54(行ツ)2 　審決取消 　実用新案権 　行政訴訟
　　　　　　昭和55年1月24日 　最高裁判所第一小法廷 　判決 　棄却 　東京高等裁判所　

引用出典２：弁理士論文試験（Ｒ３特実）

引用出典３：弁理士論文試験（H19特実）