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可能性を広げ続ける。
そんな仲間達がいます。

弁理士・米国弁護士 龍華 明裕

所長のごあいさつ

人が大切であることは、どの企業でも共通です。しかし「人を大切にするとは何か」は企業によってさまざまです。子供の育て方が家庭によって違うように、企業もそれぞれ、所員に対する考え方、働きかけが随分違います。

RYUKAの「人を大切にする」とは、所員の可能性を最大限に伸ばせるよう支援すること、所員の価値が高まるように、そのためのステップを提供すること、そして所員の成長をきちんと評価して給与に反映させることです。それができなければ、人を大切にしていることにならないと考えています。そのうえで、実際に成長をできるか否かは自分次第です。

仕事を定型化し、いつも同じ仕事を与える、それができれば十分だよとフィードバックし感謝を伝える。これは下請けとの関係に似ています。大切なノウハウは伝授されず、親会社は地位を守れますが、下請け側は能力が伸びないので、価格競争が激しくなり未来が保証されません。

RYUKAは、人を育てることが、お客様へ貢献することと等しく重要な社会貢献だと考えています。このため育成項目も、特許実務だけでなく、各国のお客様とのプロフェッショナルなコミュニケーション方法、付加価値の提供方法、業務品質の管理方法や高め方など、多岐に渡ります。

すると所員の価値が高まるので転職もし易くなり、ひいてはノウハウも流出しやすくなります。しかしRYUKAは、既存ノウハウを守るより、新たなノウハウを学んで実務に反映するスキルや、教えるスキルを高めることで、変わりゆく時代で先頭を走り続けることを選択しています。

特許の世界は、最先端の発明者達や、世界中のプロフェッショナルとディスカッションをできる刺激的な出会いに溢れています。そんな環境で、仲間たちと連携して一歩一歩前に進んでいく。クライアントの可能性を、事務所の可能性を、自分の可能性を広げ続ける。RYUKAには、そんな仲間がいます。

私たちと共に、未来の可能性を広げてください。

所長 龍華 明裕

弁理士を目指す方へ

セルフイメージを高める

受験勉強をしていると不安になるときがあると思います。本当に受かるか、この時間を費やす意義があるか、受かった後に活躍できるかなど。不安は勉強の効率を下げます。だから受験勉強においては自分のマインドをマネージするスキルが大切です。

不安を感じたとき、私は積極的にセルフイメージ作りをすることを勧めます。自分とお客様との関係、発明者との関係、会社や事務所の人達との関係、そして家族や友人との関係において、どのような自分でありたいかを細部に渡って明確にします。そして全ての場面で最高に人生を楽しんでいる自分をイメージします。

セルフイメージは、必ずしも大きな特許事務所を作り、多くのお客様に囲まれて、という壮大なものである必要はありません。自分を動機付ける為のセルフイメージはむしろ実現可能と思えることが大切です。例えば「弁理士になって年収3000万円!」と自分に言って聞かせても、それが現実的に思えなければ意味がありません。

一方でセルフイメージは、自分自身をワクワクさせる、自分にとって魅力的なイメージである必要があります。例えば、英語が得意な人であれば、外国のお客様に対して日本の法制度を丁寧に説明し、信頼を得ている自分のイメージを作っても良いと思います。技術が好きな人であれば、発明者と共に議論を重ねて技術検討を深めている自分を、マネジメントが得意な人であれば弁理士として多くの人を動機付けている自分をイメージしても良いと思います。

大切なのは、そこで真に人生を楽しんでいる自分のイメージを描くことです。いくら仕事や収入があっても、その人生に自分で誇りを持ち満足することができなければ、人生という長いスパンで、その方向に自分を動機付け続けることは困難だからです。

勉強に疲れた時、目を閉じ心を自由にして、真に人生を楽しんでいる自分を思い浮かべてください。するとそこには、おそらく他の人が存在していると思います。その人と自分との心の繋がりをイメージします。すると自分が求めている自分のあり方が浮かんできます。

そしてイメージする範囲を、会社の人との関係、お客様との関係へと広げていきます。どのような自分であって、それぞれの人からどのような信頼を得ているかを明確にします。例えば、部下に技術や明細書の書き方を教えて尊敬を得ている自分、部下を理解することによって信頼を得ている自分、権利化の方針をアドバイスしてお客様の信頼を得ている自分などのように、何らかの理由によって信頼関係を深めている自分をイメージします。

ただし弁理士を目指す以上、セルフイメージは、自分が憧れる弁理士としての自分、誇りに思える弁理士のイメージである必要があります。

残念ながら今の弁理士業界において、真にお客様の成功を願って仕事に取り組む弁理士は稀です。お客様に気に入られるように、あるいは嫌われないように、言われたことをやるだけの弁理士が多いのです。勿論、最初は言われたことをきちんとやることが目標になっても良いと思います。しかし弁理士の可能性はそれに留まりません。

弁理士は、日々、多くの業界の最先端の技術者に会い、発明や技術について議論を重ねます。勿論、お客様から伺った秘密情報を他のお客様に話すことはできません。しかし議論を通じて深められる幅広い公知技術の知識や、技術の洞察力は、他のお客様との議論で大いに役立ちます。本当は殆どの技術者が、自分の発明について誰かと議論を重ねたいと願っているのに、その相手になれる人が非常に少ないのが実態です。特許業界は発明について深く議論することのできる弁理士を求めています。

弁理士が依頼されたことだけをしようとすると、知財部の弱い企業は困惑します。そのような企業は何を依頼すべきかが分からないからです。そこではお客様の実情を深く理解し、どの分野で、どこの国で、どれだけの特許を出願し、どのように事業を守り、育てるかをアドバイスすることのできるコンサルタントとしての弁理士が求められています。

受験期間は、自分の中に弁理士としての高い意識を育てる最高のチャンスでもあります。高いセルフイメージを抱き、それを目指して試験に合格した人は、合格後もそのような弁理士を目指して成長を続けます。

中には、セルフイメージや目指す目標を作ること自体に躊躇する人もいます。その理由は、例えば、今まで何度も目標を作ったけど殆ど達成できなかったというものです。

私も目標が達成できなかったことは多々あります。例えば英語。「英語ペラペラ」になるという目標を立てて英会話学校に通い始めたことが何度もありますが、どれも半年しか続きませんでした。教会やサークルの英会話も含めると、おそらく10か所以上に申し込んだので、少なくとも10回は未達成だったことになります。

しかし半年ずつであっても、10回もチャレンジしていると徐々に英語のスキルは向上してきます。確かに個々の目標は達成できなかったのですが、ある時期、目標を持って進んだことは、それが短い期間であったとしてもプラスなのです。

目標を持つ意義は、それを達成することだけにあるのではなく、そこに向かって前進できる点にあります。そう考えると様々な目標を作ることに躊躇しなくなります。

受験勉強において自分のマインドのマネジメントは重要です。そして試験勉強期間中は、試験に受かった後の自分のイメージを作る良いチャンスでもあります。大きな自分、社会に対してより大きく貢献している自分のセルフイメージを作り試験を突破してください。

応援しています。


過去の求人内容

技術力とコミュニケーション能力により、
ビジョンを世界と共有する。

外国での権利化は、現地との共同作業。お客様の情報をシェアし、自らの考えや疑問を明確に伝え、協力を依頼し、素晴らしい仕事にはハッキリと謝意を表す。そして、相手の不安にきちんと答える。ビジネスに繋がらなくても隔たりはない。これが信頼を築き、結果として各国からお客様の紹介を頂いている。RYUKAは、実務能力と共にコミュニケーション能力を育てます。世界の弁護士から信頼を得、最先端の技術を権利化するRYUKAで、あなたの技術力を思う存分発揮してください。

(リクナビNEXT掲載)


技術に触れることの大好きな方にこそ、
“特許”という概念に注目して欲しいのです。

“特許ビジュアライゼーション”の提唱。エンジニア業界への波紋、依然拡がりつつ…

当オフィス所長の龍華氏は、自らも弁理士として、特許出願フローを手がけています。しかしその本懐は開発そのものを仮想的に行い、事業戦略を担っていくことにあるとも…。“特許”についての認識。今、新たにする必要がありそうです。

【最先端技術そのものを生み出すポジション】

所長の龍華です。エレクトロニクス・機械・画像処理・メカトロ・ソフトウェア等、業界問わず全上級技術者・研究者たちにお伝えします。 大手企業の開発プロジェクトに芽生える新たな方向性の数々…。例えばデジタルカメラの全く新たなマーケットの構想、プロジェクターの新たな展開。また、エネルギー業界に大変革を起こすと言われている、日本総合研究所の家庭用燃料電池構想については知っている方も多いはず。大手企業約40社が、特許コンソーシアム確立に向け、名乗りをあげています。 未来のマーケット創造への数々の場面で、私達の特許ビジュアライゼーションが活用されています。 技術に触れることの大好きな方にこそ、”特許”という概念に注目して欲しいのです。

【特許ビジュアライゼーションとは】

未来の製品・サービスの技術課題をビジュアライズし特許マップを構築。これが特許ビジュアライゼーションです。 特許マップを構築すべき製品テーマのご提案、従来技術及び技術課題のリサーチ、ブレインストーミングを経て発明を技術者から引き出し、特許出願します。 まだ開発に着手されていない製品の特許を早い段階で出願する当社オリジナルの手法は、強い特許権を取得するための新たな方向性として世界から注目されています。

【モノ作りの究極部分は、真の上流行程に存在】

特許ビジュアライゼーションは、モノ作りの真の上流行程にあります。各界の先端技術者と、日々、未来の製品についてディスカッションを重ね、所内には未来技術のビジョンと、新たな技術課題を検討するための手法が蓄積されています。 これらのビジョンと技術課題の検討手法が、通常の特許出願においても、私達の業務を差別化させています。あなたの技術力の真価を、多様な製品で思う存分に発揮して下さい。

将来あなたに期待したいこと

真のプロフェッショナルとしてお客様に貢献するためには、技術や特許の力のみで十分ではありません。個々のお客様の、社内外における複雑な課題を正しく理解し、理解を伝え、その上で解決策を提案するコミュニケーション能力や、提案力が必要です。 そんなプロフェッショナルのイメージを自分の中に持って実務に臨み、将来、世界から信頼をされるパートナーとして、共に活躍をしてくれる事を心から楽しみにしています。

(リクナビNEXT掲載:所長の声)


「必要とされる」という状況は、自分自身で選択するものなのです。

我社の現状と今後の展開について

私たちRYUKA国際特許事務所は、「技術と特許のコンサルティングファーム」。特許明細書の作成だけではなく、発明者の方とディスカッションを行ない、より強い権利を取得するためのコンサルティングを提供しています。お客様から受け取った発明をスタートラインとして、未来のビジョンを創出していく―このスタイルを当所では『特許ビジュアライゼーション』と命名。IBM様、富士写真フイルム様など多くのお客様に、特許の創出、および展開サービスを提供してきました。現在では韓国、台湾、中国、米国など、海外の特許事務所からも問い合わせがあり、その認知度の高まりに私自身驚いています。2003年にはインテル、サムソン、サンマイクロシステムズとも取引を開始し、海外企業へのサービス提供が本格化。今後は海外のお客様へも、技術と特許のコンサルティングサービスを提供していきます。

私の労働観・仕事観

誰しも、必要とされたい、という気持ちを持っていますよね。しかし必要とされるという状況は、「必要とされること」を期待する姿勢からは生まれません。頼りにされるためには、お客様が顕在的・潜在的に抱いているニーズに向けて、自分自身の能力や意識を高めていかなければならない。言い方を変えれば、「必要とされる」ということは自分で選択することなのです。 たとえば明確に依頼をされた仕事を、その指示通りにやっていれば、確かにラクでしょう。でもそれだけでは、あまりお客様に価値を感じていただくことはできません。仕事を遂行する能力を磨くと共に、お客様の未来をサポートしたいという意識を高めていく。そしてお客様のビジネスに対し、自分自身も責任を担い、お客様と一緒になって未来について話し合う。そうやって初めて、お客様の本音や本質に触れることができ、自己の成長へとつなげていけるのです。これが、「必要とされること」の選択です。

こんな人材にお越しいただきたい

当然のことですが、高い向上意欲を持っていること。そして自分自身の成長のために、自己コントロールができる方を、当所では求めています。「限界」は、その人自身が作ってしまうものに過ぎません。自分を律して、厳しい局面を乗り越えられる方であれば、私も情熱を持って指導していくことができる。その成長を、全面的にサポートしたいと思います。

(エン・ジャパン掲載:トップインタビュー)



価値の高い発明を
発明者と一緒に
作り出していきたい。

飯山 和俊

Kazutoshi Iiyama
第1国内技術部所属
弁理士/リーダー
飯山 和俊

事業の活動の中心となる少数の重要な発明と、その周辺を守る多くの細かい発明とでポートフォリオを組むことがよいことはよく言われることです。
ただし、企業の知財部の方々は、なかなか価値の高い発明が発明者から挙がってこないという悩みを抱えています。
私たちはこれまでの経験から、価値の高い発明が、製品のコンセプトを考える企画・開発段階で生まれてくるということを実感しています。
そこで、発明者の方々により多くのヒントを与えるようになりたい。
そのためには、チーム内で、チーム間で技術情報を交換して、他分野の知識を応用する力を身につけることが大切だと考えています。
そして企画・開発段階から関わることで、価値の高い発明を発明者と一緒に作り出していきたいと考えています。

[1] 転職の理由は?

明細書の作成段階から係わりたかったから。

以前の会社では、日本企業のサポートとして、既に日本出願された案件を外国に出願する業務を行っていました。いろんな明細書を見ましたが、「自分だったらこうゆう風に明細書を書くのに」と思うことが多々あって、そのうちに明細書の最初の段階から係わりたいと思いRYUKAに転職しました。

[2] 現在の具体的な業務内容は?

機械系の発明の特許明細書の作成を主な仕事としています。RYUKAは明細書の作成のための面談を重視しています。クライアントの要求を見いだし、明細書として形にして出願する。やはり、苦労して特許になった発明が発表されると嬉しいですね。

[3] 特許コンサルタントとは?

お客様の潜在的な要求を理解することが大切です。

RYUKAとして、弁理士飯山として、自身の意見を表示する行為は全てコンサルティングだと思っています。例えば、日常の仕事の中のクライアントからの質問に対して、単に事実のみを答えるのではなく、AとBのオプションを提示して、それぞれのメリット、デメリットを伝えクライアントに選択してもらいます。
当たり前のことかもしれませんが、コンサルタントには、クライアントが必要としていることをサービスとして提供することが求められます。クライアントの要求をしっかりと見いだして、サービスを提供しなければなりません。
クライアント要求には、目的がはっきり決まっている顕在的な要求と、クライアント自身がほしい情報に気が付いていないが分からない潜在的な要求があります。クライアントの潜在的な要求を理解して、サービスを提供することがコンサルタントに求められる能力です。

[4] RYUKAの魅力は?

教えたい、教わりたい雰囲気があります。

特許事務所の最も重要な資産は人と情報です。
特許業界では自分の情報をクローズしてしまう傾向の人が多々います。
RYUKAは自分の知っている情報を、オープンにすることを奨励し情報の共有化を行っています。
毎週の特許法勉強会や各チームの所内公開ディスカッション等があり、所内に教えたい、教わりたいという雰囲気があります。一つの依頼に対して、適しているメンバーの情報を集結させてサービスを提供することが出来る、これがRYUKAの強みです。情報をクローズして個人の情報だけで作業をしている人に比べれば、知識の幅が格段に広がります。

インタビュー

技術者の話をひきだした特許明細書を作りたい

入所の経緯を教えてください。
飯山
入所は2000年10月です。その前は6年ほど特許関連の会社で働いていました。日本企業の外国への出願を手伝う中、非常に多くの特許明細書を見る機会に恵まれました。しかし、いつしか見るだけでは足りなくなった。「自分で特許明細書を作りたい」との想いから会社を辞め、2年の勉強期間を経て、弁理士となりました。 RYUKAを選んだのは、自分の裁量で仕事をしたかったからです。一般企業では年功序列であったり、仕事量が不透明な場合も多い。しかしその点でRYUKAは違っていた。当時は歩合制で、働けば働いた分給料が上がるシステムだったんです。やらされている感ではなく、自分で仕事をするのだという感覚にとても惹かれました。現在は更に改良され、目標管理制度になっていますが、自分で仕事をするという意識を持てる点は変わっていません。
入所後感じた社風は?
飯山
とにかくチャレンジングでした。特許事務所の枠にとらわれず、様々な分野に進出しています。例えば、企業が新たな事業分野に乗り出す場合、その事業分野において特許の少ない方面を選び発明を創る「特許ビジュアライゼーション」など、コンサルティング要素の強い業務を行っています。また、組織の風通しがよくコミュニケーションが活発ですね。実務上で極めて珍しい場面に遭遇した時、事例を皆で共有する様子を見ているとそう思います。仕事上のルールなどが決まれば、一週間後に即実行となるくらいフットワークが軽いのも特徴です。
特許明細書の作成方針はありますか。
飯山
発明者の話をうまく引き出したものにしたいと、常に意識しています。発明者の方の中には「特許は付随的で面倒なもの」と捉えている人もいる。それを「飯山と発明や特許のことを話したら、頭がスッキリとまとまった」と思っていただけるようにしたい。技術者の方にスッキリと話していただくためには、特許事務所の人がしっかりと発明について予習をしなくてはいけません。それに加え、発明のポイントが何かを察知して、会話をしながら質問をしていくことが大切です。

RYUKAの強みは組織力

RYUKAの特徴を教えてください。
飯山
チームとしての組織力を重視している点ですね。例えば、1人あたり1ヵ月に5件の仕事しかできないところに10件の仕事が入ってきた時、自分しか情報を知らないと、残り5件の仕事はお断りせざるを得ません。しかし情報を共有するなどチームで仕事をしていれば、誰かが手伝うことで10件の仕事をこなせる。チーム内での連携がなければ、クライアントに継続して満足なサービスを提供することはできないと思うのです。
現在の飯山さんのチーム構成は?
飯山
特許事務所に勤務していた経験者2名、技術者出身で特許事務所はRYUKAが初めてという人が2名という構成です。特許事務所が初めての二人はゼロから出発して、ランクアップし続けてくれています。
人材の教育制度はどのようなものですか。
飯山
日本弁理士会が開く特許明細書の講座など、外部のセミナー参加を奨励しています。代金は会社が支払い、参加者には会社へ内容の報告を義務づけています。所内では、所長の龍華やチームリーダーたちが特許庁の傾向などを教える勉強会も開いています。外部の人を講師に呼ぶこともありますね。
チームのメンバーに求める人材像は?
飯山
3つあります。第一に外向きな人です。技術者はコツコツと仕事をするけど内向きな人が多い。しかし特許事務所はサービス業ですから、クライアントの話を引き出せる、外向きな人が求められます。第二に、柔軟な人ですね。特許明細書は書き方が何通りもあり、実は自由度がとても高い。だからこそ、A社にはこの書き方、B社にはまた別の書き方とクライアントの要望に合わせる必要があるのです。そして第三に、仕事をきっちりやる人ですね。
現在のチームを、将来どのような姿にしたいですか。
飯山
様々な仕事に対応できるチームにしたいです。そのために、各メンバーの業務領域をオーバーラップさせる必要がある。メンバー一人一人と話し合う時間を作り、目標や現在の仕事状況を聞きつつ、他の担当者の技術も覚えてもらうよう要請している最中です。

RYUKAを特許業界のオピニオンリーダーにしたい

RYUKAの成長戦略は。
飯山
外国のクライアントが日本で出願するのをお手伝いすることで、組織を拡大していきたいです。現在、外国のクライアントが自国の特許事務所を介さず、特許を出願したい国の特許事務所に直接依頼することが増えています。これはRYUKAにとって追い風ですね。日本企業による日本での特許申請数は横ばいなので、そこは安定した収益源にしていきたいです。ただ、拡大にあたって新人教育が課題となる。リーダーやメンバーがもっとメンバーを育てるように仕組みを変えていかなければ、と考えています。
今後の特許事務所業界はどう変わりますか。
飯山
弁理士の数が増えていることに加えグローバル化が進み、競争は激化するでしょう。業界再編が起こるでしょうね。その時生き残るのは、自分の会社の強みが明確な事務所だと思います。成熟産業である飲食業は、日常のファーストフードから特別な日に行くような高いレストランまで、それぞれサービスを提供するマーケット層を絞り、強みを打ち出すことで成立しています。特許事務所も「外国の出願に強い」など特徴を持った所が強くなるでしょう。
最後に、RYUKAをどんな事務所にしていきたいですか。
飯山
「特許業界のオピニオンリーダー」にしたいです。RYUKAが特許に関する情報を発信したら、多くの方が反応する。特許の法律改正で有識者に意見を聞く時、真っ先にRYUKAが思い浮かぶといった状態が理想ですね。そのために必要なのは、第一に実務経験。第二に業容拡大です。「特許事務所だから特許の出願だけをする」というワクにとらわれず、コンサルティングも含めた周辺業務も考えなくてはならない。「もっとこうすればいいのに」など常に改善の意識を持つことが大切です。

研究開発の他に
技術者がやるべきもうひとつの仕事。

明石 英也

Hideya Akashi
第2国内技術部所属
弁理士/リーダー
明石 英也

特許ライセンス。これは企業にとって大きな収入源です。また技術者にとっても自分の発明した技術が世の中に権利として認められる重要なものです。わたしはこの仕事に大きな可能性を感じました。

特許出願で技術者を強力にサポートできるのは、その特許分野の技術者しかいないはずです。また、世界中の最先端の技術、また発明者と接してディスカッションできるのも大きな魅力でした。特に外国の特許関係に強い、また技術関係で高い信頼を得ている当事務所で働くことはとてもよい経験となります。世界に通用するコンサルタントとして成長できる為、これほど自分の価値を高められる仕事はないと思っています。

「思考力」全てに理由がある

東山 忠義

Tadayoshi Higashiyama
第3国内技術部所属
弁理士/リーダー
東山 忠義

「上司からこうしろと言われたからその通りにやる」「こう決まっているからそうする」
こういった考え方に疑問を持たずにいると、本質を理解できず、応用力は身につかない。
なぜそうするのか。どういう意味があるのか。それを考え抜く思考力が、現在のRYUKAの品質を支えていると考えます。

思考力を指導し育てるにはある程度の時間がかかりますが、
身に着けた人が生み出せる業務の質や利益を考えると、
結果的にはクライアントにとってメリットがあるばかりでなく、本人にとっても大きな財産となる。

こうしたRYUKAの育成のノウハウは、事務所の成長速度を高める軸となっています。

RYUKAは、所内ディスカッションを
重視する会社です。

高田 学

Manabu Takata
第5国内技術部所属
弁理士/リーダー
高田 学

RYUKAでは、明細書の作成または中間処理等の業務において、チームリーダーと担当者とのディスカッションに時間を多くかけています。
明細書等の品質を管理するという目的もありますが、 ディスカッションが、所員の思考力およびコミュニケーション力を高めるのに 有効だからです。

思考力およびコミュニケーション力が高まるまでは、ディスカッションに時間がかかり、 思うように案件数をこなせないかもしれません。
しかし、他人とのディスカッションを通じて得られた思考力、コミュニケーション力は、 弁理士としての基礎力を高め、将来の成長に必ず貢献します。
RYUKAは、将来の成長を見据えて研鑽する人を歓迎します。