米国における使用証拠(商品)についての注意事項

2020.10.03



弁理士・米国弁護士 龍華 明裕


「商品」についての使用証拠を準備する際、以下の点に留意する必要があります。

商標が商品自体又はパッケージに付されている写真又はその写真が掲載された紙面や画像を準備する。パッケージを証拠として提出する場合は、商品全体像が分かるものも添付する。
商標とそのそばに商品が表示されている紙面(リーフレットや雑誌等)又は画像(ウェブページ等)を準備する。

ウェブサイト上での使用を証拠として提出する場合、単なる広告とみなされないためには、「商標と商品が関連づけられていること」かつ「ユーザーがその商品を当該サイトから購入できること」が必要です。

認められる場合
●ウェブサイト上に、商品を購入・注文するためのボタンやリンク等が設けられ、商品を直接ダウンロード又は購入、注文ができるような手段が提供されている。
●ウェブサイト又はリーフレット上に、注文を受け付ける電話番号(”Call 1-800-xxx-xxxx to Order Now”)など、具体的な注文方法、必要な情報(宛先、メールアドレス等)が記載されている。
●そのページのURL、そのページにアクセス又は印刷した日付が明記されている。

参考:米国商標特許庁が公開する指標
●オーダーフォーム(注文書)
●ショッピングカートなどのオンライン受注機能または注文方法に関する記載
※”call now to buy” や “e-mail your order”のように、商品を発注するインストラクション(フレーズ)を伴っていれば、電話番号やメールアドレスの掲載でOK。
●支払方法に関する記載
●商品の発送に関する情報(またはダウンロード方法)
●商品を注文するための問い合わせ方法  
ご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。         

以上
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