高木 秀隆
Hide Takaki

資格・役職

博士(工学)

取り扱い分野

特許
電気・電子・ソフトウェア/化学・材料/機械・光学

略歴

広島大学 工学部 第一類(機械システム工学専攻)卒業
広島大学大学院 工学研究科 機械物理工学専攻 博士課程修了
フォトクロミック材料、蓄電池の研究に従事した。

研究内容

  • (1)広島大学で機械系を専攻し、機械力学、熱力学、流体力学、材料力学などを体系的に学びました。

  • (2)学士過程では、カーボンナノチューブなどの機能性材料を研究している研究室に所属し、酸化亜鉛のナノ構造体の作製と分析を行いました。

  • (3)修士課程と博士課程では、同研究室でフォトクロミズム(光を照射すると色が変わる現象)を示す金属酸化物の研究を行いました。安定的にフォトクロミズムを示す金属酸化物の作製からスタートし、当該金属酸化物を分析して、フォトクロミズムの発現メカニズムを考察しました(H. Takaki, S. Inoue, Y. Matsumura, Requirements for photochromism in double-layer metal oxide films, Chem. Phys. Lett., 732, 136620 (2019))。試料は、スパッタリングやスピンコート法などの方法により作製し、走査電子顕微鏡(SEM)、X線回折(XRD)、X線光電子分光(XPS)、ラザフォード後方散乱分光(RBS)などの分析を行いました。また、フォトクロミズムを示す金属酸化物の電池としての利用可能性を探りました。その他、オゾンによる酸化ニッケル膜の変色についても研究しました。

《ひとこと》
研究経験を活かし、発明を深く理解することに努めます。