益田 周
Shu Masuda

資格・役職

博士(薬科学)

取り扱い分野

特許
化学・材料/バイオテクノロジー

略歴

東京大学 薬学部薬科学科 卒業
東京大学大学院 薬学系研究科薬科学専攻 修士課程 修了
東京大学大学院 薬学系研究科薬科学専攻 博士課程 修了

研究内容
東京大学大学院薬学系研究科において、ショウジョウバエを用いて組織再生のメカニズムを研究していました。
(1) 傷害組織内での再生のメカニズムに関しては多くの研究がなされ、多くのメカニズムが明らかにされてきました。一方、傷害組織から離れた組織の再生への寄与は近年、報告されてきましたが、メカニズムなどあまり明らかになっていません。そこで、遠隔組織での再生に寄与する受容体遺伝子の探索を行い、遠隔組織である神経組織での神経ペプチドとその受容体遺伝子の再生への寄与を明らかにしました [1]。
(2) 再生能力の個体差自体や個体差が生まれるメカニズムはほぼ知られていません。一方、ゲノムの塩基配列は個体間で類似していますが、遺伝子多型と呼ばれる個体ごとの差異が存在します。そこで、着目表現型に関連する遺伝子多型を網羅的に同定する手法を用いて、再生に影響を与える遺伝子多型とその関連遺伝子の探索を行いました。

[1] Kashio, S., Masuda, S., & Miura, M. (2023). Involvement of neuronal tachykinin-like receptor at 86C in Drosophila disc repair via regulation of kynurenine metabolism. Iscience, 26(9).

《ひとこと》
研究活動で培った能力を活かして、お客様の発明の保護に努めます。

休日の過ごし方

散歩、登山、ボードゲーム